ナチス党は正式な選挙により政権を担い全権委任法を成立させ、ユダヤ人だけでなく被差別民族、身障者等600万人以上を虐殺した、国策として。
 そしてナチス党を支え協力したのが「思考を停止した善良な市民」であり、戦時中の日本でも同じことが行われた。 国策だからといって何の疑問も持たず積極的に協力し、加害者となり、そして被害者となった。  国家総動員法制定から77年、また同じことが繰り返されようとしている。

KC4D0008★ご来場、ご協力ありがとうございました!★

 第一回映画上映、谷元昭信 人権講演会、第二回映画上映すべてにおいて満員御礼でした。
  参加者感想集&報告書

 参加者の皆様にはこちらの不手際で大変窮屈な思いと質疑応答時間が少なく残念な思いをおかけしまして申し訳ありませんでした。

KC4D0004  ご来場、ご協力ほんとうにありがとうございました! 
 次回もよろしくお願いします
  
    

日 時:11月21日(土)unnamed
   10:00~12:00 第一回映画上映
   13:00~14:20
            谷元昭信 人権講演会
     大阪市立大学非常勤講師
     演題: 「悪の凡庸」が問いかけるもの
      ―ハンナ・アーレントへの私たちの回答―

         当日のレジュメ  チラシ
   14:30~16:30 第二回映画上映


会 場:松江市民活動センター504 講義室
入場料:一般前売1000 円 当日1300 円
     身障者/ 学生以下無料
前売券取扱所:島根県民会館/プラバホール/今井書店
主 催:松江市青年団体連絡協議会/松江キネマ倶楽部人権パッチギの会 松江
後 援:松江市・島根県教育委員会・松江市教育委員会・中国新聞社松江支局・毎日新聞松江支局・ 朝日新聞松江総局・山陰中央新報社・島根日日新聞社・読売新聞松江支局
     島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業
問合せ: 0 9 0 - 3 6 3 8 - 5 4 3 8(森)

img_0 【起】 1961年、アメリカ。ドイツから亡命して、現在はアメリカに住む哲学者ハンナ・アーレントの元に、時代を揺るがす一大ニュースが届く。それは、逃亡先 でイスラエル諜報部モサドに逮捕されたアドルフ・アイヒマン。彼は、第二次世界大戦時に、ドイツのヒトラー元帥の下で、当時の最高責任者として多くのユダヤ人を強制収容所に送った張本人だったのだ。ハンナ・アーレントも当時はユダヤ人の迫害を受けて、やむなくフランス・パリに亡命したのだった。そんな彼女にとっ て、今回の世界を揺るがす逮捕劇に、興味を示さないはずもなかった。

【承】 アイヒマン裁判の日、彼女は傍聴席から直接、アイヒマンの姿を目にした。彼はやせ衰え、昔の面影はどこにもなかった。裁判が進むにつれ、当時ユダヤ 人の迫害政策の元、強制収容所に送られたユダヤ人家族やその体験者が、証人台で当時の経験を証言し始めた。それは、苦痛と葛藤と家族を失った、悲しみの宿 る悲痛の叫びだった。そんな緊迫した裁判で、彼女はアイヒマンを客観の視点から、彼を見つめていた。そもそも彼は、本当の悪なのか?彼女は、アイヒマンを 反ユダヤ主義者ではないと主張。彼は、当時の強制収容所を送る役職を義務として、行っていただけと。また、強制収容所にユダヤ人を送るのに、ユダヤ人の有 識者が、ナチスに手を貸してしたことも主張した。

ハンナ・アーントサブ1

【転】 ハンナ・アーレントはアメリカに帰ってから、その内容をニューヨーク・タイムズに数回に分けて掲載。彼女のレポートは、全世界から バッシングと反感を買った。また、一部のユダヤ人がナチスに手を貸していたと言う一説も、同胞のユダヤ人から大きな反感を買った。

【結】 こうなることも覚悟していた彼女は、渦中の矢面に立たされながらも、彼女自身、信念を頑として曲げなかった。自らが働く大学がハンナを解雇しようと しても、それを撥ね退け、教壇に立ち、学生達の前でアイヒマンが行った悪事について語るのだった。戦争当時、ナチスたちの前に横たわっていたのは、真の悪 ではない。ただ社会が彼を悪の世界に導いていったのだ。悪とは何か?絶対的、根本的悪があっても、あの時代の悪は『悪の凡庸さ』の他でもないと…。


  

924589_oハンナ・アーレント(1906年10月14日 - 1975年12月4日)
 ドイツ出身のユダヤ人でアメリカ合衆国に亡命した哲学者、思想家。主に政治哲学の分野で活躍した。全体主義を生みだす大衆社会の分析で知られる。マールブ ルク大学でハイデガーに哲学を師事するが、一時期は既婚者のハイデガーと不倫関係にあった。1963年、アイヒマン裁判のレポートをザ・ニューヨーカー誌 に連載し、ユダヤ人組織のナチスへの協力にふれたことで全米で激しい論争を巻き起こす。同年「イェルサレムのアイヒマン―悪の陳腐さについての報告」とし て単行本化されたアーレントのレポートは、ホロコースト研究の最重要文献のひとつとなった。この中で「悪の凡庸さ」を(悪は悪人が作り出すのではなく、思 考停止の凡人が作る。)と定義した。1963年シカゴ大学教授に、1968年ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授にそれぞれ就任。最晩年 まで政治哲学の第一人者として精力的な活動を続けた。

アドルフ・アイヒマンaihi(1906年3月19日 - 1962年6月1日)
 ドイツの親衛隊(SS)の隊員。最終階級は親衛隊中佐(SS-Obersturmbannführer)。ドイツのナチス政権による「ユダヤ人問題の最終 的解決」(ホロコースト)に関与し、数百万の人々を強制収容所へ移送するにあたって指揮的役割を担った。戦後はアルゼンチンで逃亡生活を送ったが、 1960年にイスラエル諜報特務庁(モサド)によってイスラエルに連行された。1961年4月より人道に対する罪や戦争犯罪の責任などを問われて裁判にか けられ、同年12月に有罪・死刑判決が下された結果、翌年5月に絞首刑に処された。


haideマルティン・ハイデッガー(1889年9月26日 - 1976年5月26日)
 ドイツの哲学者。実存主義哲学における重要な思想家とされるだけでなく、20世紀大陸哲学の潮流における最も重要な哲学者の一人。1924年から28年ま で教え子アーレントと恋愛関係にあり、その間、主著「存在と時間」(1927)を執筆した。1933年フライブルク大学学長就任直後にナチス入党、ヒト ラーを公然と支持した。戦後は教職から追放されるが、1951年に復職。1975年のアーレントの死まで、彼女とは一定の関係を保ち続けた。
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ハインリヒ・ブリュッヒャー(1899年 – 1970年)
 パリ亡命時代に知り合った二番目の夫。第一次世界大戦直後のドイツ革命時に労働者としてスパルタクス団に身を投じた筋金入りの元革命家。もともとノンポリだったアーレントの政治的思考を鍛える良き対話相手となった。高校中退ながら1952年バード大学哲学科教授に就任。妻アーレントの政治観に大きな影響を与えた。 (左アーレント、右ブリュッヒャー)
 06
クルト・ブルーメンフェルト(1884年5月29日– 1963年5月21日)
 ドイツ系のシオニスト(イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しようとするユダヤ人の近代的運動家)。ハンナ・アーレントはブルーメンフェルトに出会 い、シオニズムの政治思想へと導かれている。シオニズムと離れた後もアーレントは彼に魅了され続け、ブルーメンフェルトは彼女が尊敬をもって口にする少数 の中の一人であった。

ハンス・ヨナス(1903年5月10日-1993年2月5日)05
 ドイツ生まれの実存主義哲学者。1920年代に実存主義哲学者マルティン・ハイデガーと神学者で新約聖書学者であるルドルフ・ブルトマンの元で学んだ。同じく哲学博士の学位を得るため研究していたハンナ・アーレントの知遇を得、二人はこの後、生涯永続する友人となった。



03メアリー・マッカーシー(1912年6月21日‐1989年10月25日)
 アメリカ合衆国の作家・批評家。いわゆる「ニューヨーク知識人」周辺のインテレクチュアル・ヒストリーを彩る重要なキャラクターと目されることが多い。なかでもハンナ・アーレントとの生涯にわたる友情はよく知られており、二人の往復書簡集も出版されている。
 
                                              参照 wikipedia

KC3O0037  演題:「悪の凡庸」が問いかけるもの
  ―ハンナ・アーレントへの私たちの回答―

         当日のレジュメ
日 時: 11月21日(土)13:00~14:20
会 場: 上映会と同じ504 講義室
講 師: 谷元昭信さん
      大阪市立大学非常勤講師
講師紹介:
40年以上にわたり部落解放運動の推進力となり、あらゆる差別・人権問題解消に尽力している。 現在、「人権のまちづくり運動」に取り組んでいる。

 アドルフ・アイヒマンは何度も繰り返す、
「虐殺を自発的に行ったことは何もない。命令に従っただけだ」と。
 アーレントは糾す、
「世界最大の悪は、ごく平凡な人間が行う悪です。アイヒマンは人間の大切な質を放棄しました。それは思考する能力です。その結果、モラルまで判断不能となりました。思考ができなくなると、平凡な人間が残虐行為に走るのです。」
 そして、アーレントはこれを『悪の凡庸さ』と名付けた。

 谷元先生に当時の政治状況と時代背景の問題点を浮き彫りにし、アーレントの問いかけを分析・解説していただきます。そして、現代にも通じる人権課題を皆様と共有し、「思考」を鍛えたいと思います。

 NHK解説委員室
  視点・論点 「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」

pk会 場 : 松江市市民活動センター
      松江市白潟本町 STICビル
       (0852)32-0800

駐車場 : 会場にも駐車場はありますが、当日は混雑が予想されます。
  なるべく、公共交通機関をご利用ください。
  バス停は「天神町」で降りてください。

  松江市市民活動センターから
  徒歩10分圏内のコインパーキング
  ※駐車料金は変更している場合があります。
    料金は自己負担で願います 。

hannaメールフォーム
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 返信できない場合、無効になります。ご注意ください。


■mobile : 090-3638-5438(森)


よくあるお問合わせ
Q1: 前売り券はどこで扱っていますか?
A1: 10月16日より島根県民会館、プラバホール、今井書店(松江市5店舗)で扱っています。

Q2: 予約は出来ますか?
A2: メールフォームから予約できます。 「 取扱所が遠い」、「忙しくて前売り券を買いに行くことができない」方はこちらをご利用ください。  名前とメールアドレスは必ずお書きください。返信できない場合、無効になります。ご注意ください。

Q3:駐車場が満室の場合どうしたら良いですか?
A3:お近くのコインパーキングをご利用ください。
   徒歩10分圏内のコインパーキング   料金は自己負担で願います 。



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